プロジェクトストーリー

Project Story
01

除雪

地域の生活を雪から守る
「地域に優しい除雪を」と、
一途に取り組んで生まれた奇跡

地元になくてはならない企業でありたい。その想いから始まった活動も、今や区内のほぼ全域をカバーし、独自の除雪文化を生み出すに至りました。「清里の道は走りやすい」との喜ばしい評価は、こだわりの技術と熱い地元愛に支えられています。

活動はこうして始まった

History 01

清里地区は多いところで3~4mの積雪を記録する豪雪地帯。しかも昔は、県道青柳高田線にしか機械除雪が行われていませんでした。昭和49年、県からの委託を受けて当社は除雪活動を始めます。時はまだ市町村合併前。ここ清里村で建設業として生き残るには「三原田組は地域に必要な会社だ」と思われなくてはならない。そう感じていた社長は、清里に住む人々の冬の生活を守るため、路線除雪を請け負う決断をしたのです。

昭和55年には村から委託されて村道の除雪もスタート。その後、年月をかけて少しずつ範囲を広げ、今や清里区のほぼ全域をカバーするに至りました。とはいえ、1つの地区の除雪を1社に任せるのは自治体にとってリスクもあるでしょう。しかし、それをクリアするような強みを当社は持っていたのです。

活動はこうして始まった
活動はこうして始まった

「地域に優しい除雪」を目指して

History 02

テーマは「地域に優しい除雪」。例えば、除雪車のエッジと呼ばれる部分を地面に密着させ、雪を完全に削り取るやり方もその一環です。道路とエッジまでの間が狭ければ狭いほど、エッジは摩耗するため、それを防ぐよう雪を少し残して削ることも可能ですが、残った雪はいずれ圧雪となり、安全な走行の妨げとなります。また、通勤時間までの限られた時間においても車両が安心して通行できるように、あくまで本来の道幅を確保するのもこだわりの一つです。

会社の損得より、地域の安全を一番に考えたい。その姿勢と磨き続けた技術が信頼を呼び、それはやがて「三原田組に除雪してほしい」というありがたい要望の声に。地域第一とする清里の除雪文化は、当社の路線拡大とともに少しずつ根づいていったのです。

「地域に優しい除雪」を目指して
「地域に優しい除雪」を目指して

地域の人々の喜びこそ原動力

History 03

いつしか「清里の除雪はすごい!」と多くの称賛をいただくようになりました。中には「清里に入るとホッとする。いつもありがとう」とわざわざ電話をくださる地域の方も。こうした声の一つひとつが私たちの励みです。
また、NPO法人の清里まちづくり振興会様からは「三原田組の除雪は日本一!」と記された横断幕をいただきました。事務局長の田村さんは言います。「雪深い清里地区において除雪は冬の生命線。私たちが行っているコミュニティーバスの運行も、三原田組さんの除雪なしでは成り立ちません。日々高い技術を尽くして安全を確保してくれることに感謝しています」。

私たちに誇れるものがあるとすれば、それは地元愛にほかならないでしょう。今後も大切な地域の生活環境を守るために、除雪技術を磨き続けたいと思っています。

地域の人々の喜びこそ原動力
地域の人々の喜びこそ原動力